空気の澄んだ緑の中、純白の「サビタの花」がひと際美しく目を惹きつけます。
北海道では「ウツギ」を「サビタ」と云いますが、この見た「サビタの花」は、円錐形では
なく、「ガクアジサイ」に似ています。
「アカゲラ」は巣穴から飛び立ち、頭上高くから 早く行ってょ~~チチチチッ と
啼いて・・・さえずりだけが聞こえます。
森を抜けると明るい草原になり、鶯が、シジュウガラ?、ゴジュウガラ?、カッコウ、
のびたき、べにましこ、のさえずりが、生の BGM さながらに耳に聴こえます。
今の今まで私の描いていた岬への道程は、1歩踏み入れば やちぼうず、すげ、よし
などが 泥土の中で息ずき けもの道らしき道を歩いて行く・・・そのイメージは
全く 無でした。考えれば 釧路湿原は1万年前は陸、数千年前には海になり(釧路湾)
・・・そこに突き出ていた半島 ”キラコタン”は陸地だったのだ・・・と。
地塘