選炭された石炭は ジーゼル機関車に連結された長い車両につぎ込まれ 選炭場
から市中にある湖 『春採湖』(ハルトリコ) の畔を通り、ゆっくり海岸沿いを走り
港湾埠頭へ運ばれます。
太平洋を望む海岸に釧路特有の海霧が うっすらと かかりはじめて きました。
海の上に じり(海霧)が流れる ・・・ それだけの風景 ・・・ でも眼を転ずれば
潮風に吹かれて逞しく自生する 「はまなすの花」 ・・・「ここは私の縄張りよ」 ・・・と
咲き誇り 北国の初夏を 飾ります。
なんにも無い “海原と ハマナスの花” ・・・ だからこそ旅人に ロマンを抱かせる
のかもしれません!!
終り