来る12月1日は我々が入校してから丁度70周年、「もう之が最後、老骨に鞭打って記念大会をやろう。」と言うことになり、記者クラブで開催することになりました。入校50周年は市ヶ谷会館で先・後輩入れて150名余、60周年は築地・旧校前の割烹に40名余で開催しましたが、今回最後の大会は、1・2号生徒3名、会員は生存者32名中14名が、準会員17名が、北は札幌、西は下関から集まります。欠席会員のほぼ全員が入院中か外出困難者、準会員の中には故会員の息子さん、娘さんも出て下さるし、クラスの絆の強さに感じ入っております。
最後なので趣向を凝らして、会場では生徒生活一日の中の喇叭吹奏と、サイドパイプの数々をテープで流し、生徒時代の写真は一冊のアルバムに纏めて回覧し、戦後の全国大会、一水会(関東で毎月第一水曜日に開催。11月で284回)、一土会(関西で同じく土曜日開催。66回)などの写真百数十枚をスライドショーで展示して、過ぎし70年間を偲ぶことにしています。
また、「海軍経理学校第三十五期生徒」のラベルを貼った専用の生原酒(750CC入り瓶)を、出席者には会場で配布、欠席者には宅配便で届け、全員がほぼ同時に亡き教官、部外教授、先輩と級友に献杯するよう計画しております。
とにかく最後ですので想い出を心にとどめ、クラスの絆を死ぬまで持ち続けるよう努力し、かつ期待しております。
(以上)