1995年だったと思います。ケニア通産省の経済局長夫妻が来所しました。研修員ではなく、研修の視察です。賓客なので、歓迎夕食会がありました。席上彼が話しました、”アフリカ諸国の現在の国境線は仮の姿。何れ見直されるだろう」と。随分物騒な話と思いました
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でも、これがアフリカ諸国の共通認識だそうです。大戦直後僅か4カ国だった独立国が、何と53に増えていました。英国・オランダ・ポルトガルなど、植民地支配をしてきた国が、それぞれの思惑で、民族・宗教・言語・慣習を無視して線引きをしたという訳です。それかあらぬか、以後今日までアフリカでは紛争が絶えず、そして軒並み最貧国です。
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真ん中はゴキブリではありません、槍と盾です。次回サミットではアフリカ支援が主議題だと報じられています。