福岡では7月1日~15日にかけて山笠祭り一色となりました。静と動との共演である博多祇園
山笠で街はにぎわっています。27年前小生は上川端商店街の一員として参加しました。
揃いのハッピに締め込み姿、仲間との一体感、祭りの開放感と「追い山」の緊張感。オッショイ、オッショイの掛け声をかけながら沿道からの「清い水」を浴び約5キロのコースを駆け抜けたものだけが味わう満足感、気分は最高という所です。博多山笠は「国指定重要無形民族文化財」であり、7月15日午前4時59分より行われる「追い山」は毎年NHKはじめ民放でも実況中継されてすでにご存知のことと思いますので「博多祇園山笠」について説明したいと思います。
1、山笠には「飾り山笠」と「舁き山笠」とあり、飾り山笠は1日から14日まで福岡市内14箇所に設置されます。「舁き山笠」は10日から動き出し15日にフィナーレを迎えます。大きさは飾り山笠の半分以下ですが重さは1トンあります。
2、「舁き山笠」は7つしかありません。1587年豊臣秀吉が博多の街の区画整理を行った
「太閤町割り」が基礎になっていて中州流、千代流、恵比寿流、土井流、大黒流、東流、西流
です。那珂川より西側の福岡側には「舁き山」はありません。「飾り山笠」はあります。
3、上川端通りの飾り山笠だけは櫛田神社のお膝元ということで八番山笠として櫛田神社入りが行われます。2トンもある山笠が走っていくのは見事なものです。7月15日早朝のテレビ中継を是非ご覧下さい。八番山笠は櫛田神社入りまでです。