今日、丸の内木曜会で一緒になった是枝君から、文芸春秋の「昭和の海軍」読んだかい?と訊かれて、 「月刊誌は談話室以外は読んでいない」と答えるべきところ、ついうっかり、「いや
未だ」と答えてしまいました。
そこでやむなく帰りに書店に寄って、大枚710円をはたいて文春8月号を買いました。
元海軍少尉といっても、帝国海軍について物申すことなど出来っこない.にも拘わらず
世間の人は一目置いて、あれこれ訊いてくださる。そのような時小生は「終戦まで学生だったものですから、皆さんが書物や新聞でご存知の程度しか存じません。」と答える事にしています。
この文春8月号の「昭和の海軍」・・・・半藤一利(作家)以下5人の庶民的評論家による座談会形式で、斜め読みした感想は、帝国海軍、なかでも米内、山本、井上の3羽ガラスに好意的で、
従来われわれが読んだり聞いたりした範囲内のようで、新説はなさそうです。
ビールのおつまみ代わりには最適かもしれません。
是枝君を出し抜いて失礼しましたが、貴兄のご意見を聞かせてください。