「中日本以東」には是と云った被害も無く通過したかに見えた『台風4号』も、”思い掛けない爪跡”を当地「大井川流域」に残して行きました ・・・
・・・ 大井川には 「ギネスブック」とやらに、『世界最長の木製の橋』と認定されて居る『蓬莱橋』が有りますが・・・ 「台風4号」に附いて来た「雨雲」は、其の一部を破壊して行ったのでした ・・・
(と云っても、ベラボウな大雨が降ったと言う訳でも無いのですが、「雨」が降れば「川の水量」は増し、其れに流域の雑物を載せて流れ下る訳で、間隔狭く設えられた「か細い橋脚」は兎角「目詰まり」をし易く、1,000mにも及ぶスパンの一部が其の災厄を被ったと云う事でした) ・・・ (「木製橋」と云っても、脚はコンクリートだそうです)
”百聞は一見に如かず”とか ・・・ たまたま、地元の新聞(静岡新聞)にその被災の状況を示す写真が載りましたので、紹介します(上掲)
((蛇足)) (1) 「橋」は河口から10数Km上流の島田市に在り、そもそもは、島田の対岸・金谷側に拓かれた「牧の原茶園」に通う農民の為に設けられもので、現在は本来の役割は終わって居るのですが、”観光資源”として温存されて居ます。
(2) 「日本一の茶園」として知られるこの茶園が如何にして拓かれたかはご存知でしょうか ・・・ 彼の『新撰組』が其の立役者だと聞いて居ます ・・・ 明治維新で碌を離れた幕臣の一部がかっての「新撰組」の面々を中心にして、当時全くの荒地の丘陵を辛苦して開墾し「茶の苗木」を植え育てて、今の姿へと導いたのだそうです ・・・ ((其の茶畑も、大東亜戦争末期には海軍に大幅に接収され、飛行場に転用された時期が有りました ・・・ 其れが「大井航空隊」だったのです))
(3) 「梅雨」も明けて来たようです ・・・
・・・ 暑中お見舞い申し上げます ご自愛専一に