引き続き今日の夕刊の報道をお知らせします。
桜島と垂水市牛根麓地区とを結ぶ牛根大橋(仮称)は17日、九州最長となる約260メートルのアーチ部分の架設作業が早朝から始まった。同日夕までに作業を終え、起点・終点部を含む全長381メートルの全容が整う。2008年3月末に開通する予定。
牛根大橋は幅11メートルの片側1車線で、湾奥を見渡す側に歩道がつく。全長は九州で3番目の規模。国土交通省大隅河川国道事務所が防災事業の一環で整備しており、取り付け道路を含む総工費約100億円。国道220号牛根麓地区付近は、連続雨量が150ミリを超えると土砂災害の恐れから通行止めとなる「異常気象時通行規制区間」に指定されているが、架橋後は大雨時も通行が可能になる。
16日にクレーン船で垂水市浮津港沖の仮泊地へ運ばれていたアーチ形の中央径間部は、一夜明けた午前6時から南側約3キロの架橋先へ移され、慎重に設置作業が行われた。
国内最大のクレーン船が巨大アーチを架設する“一大イベント”とあって、大勢の見物客らが沿道から作業を見守った。鹿屋市寿3丁目の無職大野初男さん(80)は「台風や大雨で通行止めとなる場所だけに便利になる。アーチ橋も珍しいし名所になるのでは」と期待。
アーチ形中央部を慎重に下ろしながら進められる牛根大橋の架設作業
=17日正午すぎ、鹿児島市黒神町
是枝兄の問いに応えて次の図2枚を添付します。
[#IMAGE|b0012636_21444677.jpg|200708/17/36/|mid|369|218