過日花しょうぶ祭り(6月1日~30日(火))の開かれている横須賀しょうぶ園に行ってきた。平日
で天気も薄曇り、相当の来園者で賑わっていた。花は満開をやや過ぎたか?まずまずの見頃で
あった。よく「いずれアヤメかカキツバタ」と言われ、我われ素人にはその区別がつきにくいが、横
須賀しょうぶ園のそれは、同園のパンフレットによれば、ハナショウブで野生のノハナショウブを原
種とし、純国産の園芸植物とのことです。栽培の起源は明らかにされていないが、栽培が盛んに
なったのは江戸時代のことで、まず、武士階級の間で栽培熱が高まり、やがて庶民にも広がって
いった。その結果、さまざまな品種が生み出された。栽培地も広がりをみせ、江戸を中心に発展し
た江戸系、江戸系の流れをくむ肥後系、伊勢の松坂を中心に改良された伊勢系の3品種群が成
立した。また、明治時代以降は外国にも輸出され、現地の園芸家により欧米好みの改良品種も育
てられた。同園内のしょうぶ苑では、江戸系、肥後系及び伊勢系に分類され、5月下旬から7月上
旬にかけて、7,000㎡の他で12品種、14万株が次々と咲く。アジサイも見頃を迎えているが今回
は紹介を割愛する。
インターネットにより横須賀市のホームページ、または、「横須賀しょうぶ園」で検索すれば、多く
の関連サイトにアクセスできます。ご参考までに
しょうぶ苑風景 そに1
同風景 その2
同風景 その3
同風景 その4
(続)