明治43年 に 造られ ・・・ 今に至るも 現役で使われて居る ・・・
”大正ロマン” の 漂う 「芝居小屋」 が 有る ・・・ と 云うので 訪ねました ・・・
( 出来れば、 其処での 芝居 を見物したかったのですが ・・・
何と ・・・ 此の日に限って ・・・ 「市の教育委員会」 が 借り切って ・・・
市の中学校の 二、三年生を集めて 『元服式』 を 遣って居りまして ・・・
”玄関払い” の始末 ) ・・・
とやかく して居る内に ・・・ 式典が 終わり ・・・ 片付けが 始まったので ・・・
其の合い間に 大急ぎで 覗かせて貰いました ・・・
一階、二階 合わせて 650人ほどの収容が出来 ・・・
一階座席は、本花道 と 仮花道 に囲まれた 升席 ・・・
二階は 朱漆塗りの欄干を巡らした 桟敷席 ・・・
舞台には 「回り舞台」 「せり」*, 花道には 「スッポン」* などの ・・・
本格的な仕掛けを備えた 立派な劇場 でした ・・・
(( * 「せり」、「スッポン」 ・・・ 床に仕掛けた 「みこし状」の仕掛け で,
役者などの、突然の 出現や 消滅 を 賄う仕掛け ))
( 今や 地方には、是ほどの芝居小屋 は 四国・琴平の 金丸座 を含め 数少ないそうです)