遅くなりましたが4月12日は柳井から東尾道の姉宅に夕遅く着き、翌朝一にて尾道駅東隣の中道街にある世話好きで超奇特な故村上福太郎商店にお礼に向う。氏は昭和20年9月17日枕崎台風により鉄道が尾道以西不通となり、多くの引揚者が尾道で路頭に迷った際、救助の手を差し伸べた伝説的人物で、わがクラスも一夜の宿まで提供を受け、今でもその恩義を深く秘めており、その御礼に参ったのである。昭和4年うまれの長女が種苗・花屋を営まれ「65年昔の事を わざわざ痛み入りやんす 有難う御じゃーます」と こちらも「遅くなりゃんしたが 本当に有難うがんした」と平身低頭。向こう隣の小さなホテル港屋さんにもお礼を述べていとまを乞う。皆良い人達だ・・ 晴れやかな気持ちで駅前の海岸からゆっくり海沿いに歩くように車を進める。向島に大和の幻影が浮かぶ。今日も朝焼け44-44・・・・