6月17日 横須賀 記念艦「三笠」自衛艦「あすか」の見学を行いました。
日露戦争で活躍した三笠は、一時は米軍のダンスホールにまでなってしまっていたところを、国内外の志で、散逸した主砲など、寸分違わず修復し、見事に保存されていました。Z旗を揚げた船橋まで上り、東郷元帥や秋山真之参謀の立ち位置の記念プレートなどを見学、その他いろいろな記念展示品などあり、またゆっくり見たいものと思いました。保存会に入会していらっしゃるクラスも多いと思います。
記念艦「三笠」
午後は海上自衛隊横須賀地方総監部へ向かい、中村慶典様からクラスの故細谷清氏のご長男正夫氏(海将補)に声をかけていただいておりましたので、丁重に出迎えていただき、案内していただきました。スライドを使って自衛隊全体の説明を受け、試験艦「あすか」に移動して、これまた丁寧に艦内を案内していただきました。昔は複雑な計算をして割り出したと聞いておりましたが、現在はGPSを使って簡単に位置を出していました。機関室では、ガスタービンの説明などを受けました。試験艦とは、新しい武器の開発や試験の支援をすることを主任務としている自衛艦とのことでした。若い隊員がきびきびと作業しているのを見て、頼もしく思いました。心配していた広い構内の移動は、マイクロバスを使わせていただきました。
試験艦「あすか」
ASE6102「あすか」Copyright JMSDF
昼食は、WOOD ISLAND(マスターが森島さん)にて、海軍カレーを味わいました。
栄養管理された当時のメニュー、カレー・野菜サラダ・牛乳・福神漬けで、980円。お皿はイギリス製、スプーンは当時の海軍がデザインしたもので、カーブが手前の方だけにあり、たいへんいただきやすいものでした。いま流行のユニバーサル・デザインと申しますか、介護にも役立ちそうです。
参加者
堀江保雄、松井元一、中村慶典、白石辰巳、栗原忠吾、
松井栄子、齋藤豊子(故肇氏夫人)、鈴木和子、山本康子