{舌代}
年初(1/2)の「談話室・新年のご挨拶」以来の談話室投稿になります。
久し振りの我がパソコンは電源がダウン、メアドは全滅、談話室の[プレビュー]は働かず等々…で、機能不全に戸惑っています。
左の写真は、経過を知る側近の一人(ひとり)として、プロローグ参加してもらいました。
本年一月下旬、ご主人様が突然屈強な若者数人に担ぎ出されて行き先不明になりました。
爾来、玄関先の気配に耳を澄ます日々が続きましたが、失踪から五ヵ月半。こんどは、
介護タクシーとやらで車椅子に乗っかかったままのぶざまな格好で、突然のご帰還。
写真は、狂喜乱舞の歓迎セレモニーあとの翌朝の、疲れたのか、満足したのか放心の状態を捉えた傑作スナップの一枚(カメラオンチ‥Ka‥自讃)です。…閑話休題…
(我が家の猛獣の左右前後の爪の数は五つずつでした。)
1度目の電気ショック
発症は1/28(木)。血圧・脈拍・意識の急低下。主治医の指示により救命救急外来受診。気がついたのは翌日のICU(集中治療室)のベッドの中。
医療スタッフの会話が聞こえてくる。 「不整脈、脈拍亢進、、心房細動、電気ショックの即効性~~等々」。主治医から心房細動の診断名と電気ショック治療の説明を受ける。「電気ショック」の言葉に一瞬躊躇したが、麻酔医を含む複数のDr.の立会があることと安全と即効性の説明を聞いて俎上の鯉となる。
若いDr.の“生身の胸部痛”に対する情報収集的質問に答えるうちに 麻酔がきいてきた。
2度目の電気ショック
心不全と同時並行治療中であった腎不全のデータ悪化のため、3月中旬に心病棟から腎病棟に移る。移転間もなく腎病棟内で心房細動再発。病院は春の研修医と新人看護師の研修シーズンの真っ最中で、腎病棟では珍しい小生の電気ショック治療が腎関係者への研修教材になることになった。
心主治医の自信と余裕の出張研修に敬意を表して教材になることへの異論は唱えなかった。
心主治医のブリーフィングのあと、ベッドサイドの腎主治医と目礼を交わして、新人看護婦さんに目を向けたところで麻酔が効き始めた。麻酔が覚めて後片付け中のベテラン看護師に「奇声を発しなかったか?。奇妙な行動は?」と探りを入れてみたが
、「いい研修でした」との見事な返事が返ってきました。 教材冥利に尽きる感謝でした。
2度の電気ショックを体験して
年初以来の長期入院中に戴きました御高配に厚く御礼申し上げます。礼を失した数々の段、深く御侘び申し上げます。
発症が、いずれも院内であったこと、深夜・早朝の時間帯でなかったこと、終始適切な主治医のコントロール下にあったこと等々。僥倖にも恵まれました。
入院中、外部からの音といえばテレビのイヤホーン位のものでしたが、今は室内伝い歩きの状態で有線放送のボリュームを目一杯上げて、ジャズ・ハワイアン・演歌の音にドップリです。
(駄文・長文 御免下さい)