国の天然記念物
『オンネトーの湯の滝』
オンネトーの湖岸に沿って進んでいくと道は狭くなり、更に進んでいくと「湯の滝」
入り口の標識が見えてきます。 前面は大きなガードレールで閉ざされ、出入り口は
両サイドの細い通路口・・・何となく不気味な雰囲気で、行こうか行くまいか・・・
「湯の滝」まで 1.4㎞ 迷いつつ辺りを見ると バスが1台、○○○スキーツアー御一行様
・・・これに意を強くして 娘と2人で林道に入りました。
途中行き合う女性は ストックに鈴をつけ、男性は長靴に鈴、“熊” のことなど
ひとごとの様に私は忘れていたのです。
「行きはよいよい 帰りは怖い 怖いながらも・・・」 まさにその逆の心境でした。
林道から抜け出た眼前の視界は、自然そのままに整備されたオアシスでした。
滝となって流れ落ちる湯水は 滝壺の池に注がれ 秋のやわらかな陽ざしを受けて
無数の魚が見え隠れしながら泳いでいました。