先日是枝さんが談話室で、神田川の水源、井の頭公園の池を紹介して下さいました。
その折に私が、妙正寺池の湧水から高田馬場あたりで神田川に合流する妙正寺川の流域を歩いてみたい、とコメント致しましたところ、この事を冊子談話室で読まれた名古屋の宮坂義夫さんから電話をいただきました。
子供のころ妙正寺池で遊んだことを大変なつかしく思われたそうで、そのころのことをいろいろと語って下さいました。それならばと私も背中を押されて、早速妙正寺池を見に行くことにいたしました。
妙正寺池
荻窪に住んでおられた宮坂少年は、小学校四年生のとき自転車を買ってもらいました。学校から帰ると自転車を飛ばして妙正寺池に行くのが大変楽しみでした。メリケン粉をこねて餌にして釣り糸をおろすと、タナゴがたくさん釣れたそうです。現在では杉並区立の公園に整備されてしまって、噴水はあり鯉は泳いでいますが、釣りをしている人はいませんでした。
妙正寺
妙正寺池・川の名前の由来となった禅寺です。
妙正寺川
池の湧水も少なくなり、今ではポンプで地下水をくみ上げて妙正寺川に流しています。川底に少量の水があるだけで、これもがっかりしました。両岸に遊歩道が完備されていて、桜のころにはよいと思います。
小学校
杉並第五小学校に通っておられたとのことですが、今は校名が天沼小学校となり、校舎も小学校とは思えない建物になっていました。
宮坂様、また冊子談話室を読んでいただければ嬉しいです。