先日天神を歩いていてビルの陰にふと見つけた小さな彫刻、近づいてみると「桂の影」と
して裸の童子が右手に兎を持ち左手は指折り数える仕草である。山崎朝雲作としてあった。
珍しいと思い写真に収めた。帰って調べたら「桂の影」とは月の光、月の影を表す言葉で
右手に兎を持ち、左手で卯月(旧暦4月)が来るのを指折り数えている。裸の童子は春を
象徴したものと説明されていた。 作者の山崎朝雲は福岡が生んだ近代彫刻の巨匠で
福岡市東公園にある「亀山上皇」の像は其の代表作であるとしてあった。
「スーパームーン」と関連付け月の光である「桂の影」を紹介する。
場所はアクロスの前のビルの下です。