8月15日 の 午後、「東京三区江鷹会」 の 「談話会」 が 催され、参加しました ・・・
参加者は 7名 (3枚の写真の中の人物を 反時計回りに 見て下さい) ・・・
白石辰巳、73期 ミヤ(? 宮)先輩、 松井元一、 栗原忠吾、 武田泰忠、井上洋一
と 小宮山玄二
会は、 白石君が 用意して呉れた 膨大な資料 と 綿密な 企画に 添って、
正午から 4時過ぎまで 行われ、大変 感慨深いもの で 有りました。
其の概略を 浚って見ますと ・・・
(1) 戦没者への 追悼
(2) 「軍艦マーチのすべて」 ・・・ キングレコードに収録されて居る 26種に及ぶ
各種の演奏 を 鑑賞 ・・・ 中には ミヤンマーの国軍で採用され、
軍歌として歌われて居る物 など も 有りました ・・・
(3) 巨大な「軍艦マーチ記念碑」の 数奇な顛末物語 ・・・ 戦時中の昭和18年5月
戦意高揚の為 日比谷公園に 建てられ、戦後取り壊された
高さ6m 幅8m の 巨大石碑の顛末 ・・・
(4) [礼式]、[日課]、[戦闘] の 各種局面で 吹奏された 「海軍ラッパ」集 ・・・
「起床」、「食事」、「課業始め」、「巡検」 を 始めとして、4,50種に及ぶ
ラッパ を しみじみ と 鑑賞 ・・・
(5) 「零戦の爆音」 ・・・ 戦後アメリカで復元され、昭和53年8月里帰りして、公開飛行
した時 木更津で録音された物 ・・・ ( 米人ロムニー氏の所有機で
此の時 静岡県の静浜基地にも飛来し、小生は偶然 其の飛行を眺めた
経験が有り、思い出を述べました )
(6) 阿川弘之氏の講演 「海軍をかたる」 全編聴取 (90分) ・・・ 親しみ易い語り口での
講演に 頷いたり、笑ったり、首を傾げたり ・・・
時間内に取り上げた項目は 以上 でしたが ・・・ 用意された資料 は、
(7) 戦時中の歌謡曲 10曲 の他に ・・・ 次の様なもの が 有りました ・・・
昭和20年11月30日 ”海軍省廃止に当たっての 米内海軍大臣 の 訓示”
『靖国』 第652号に掲載された 武蔵野大貝塚茂樹教授の論説
”「死者」の「思い」を受け止める教育を”
松下幸之助 の ”ボケたらあかん 長生きしなされ”
「つけたり」 に なりますが ・・・ 小生は こんな 「思い出話」をしました ・・・
昭和20年2月頃霞空での事、 飛行場で訓練の合間に 或る特務士官が 他の士官達に
”牛久沼の辺りに 「神懸かッた事」を言う子供が生まれて、其の子の言う事には、
「この戦争は 此の夏、全く 思い掛けない形で終わる」 と 云って居るそうです” と
話したが、 皆は ”そんな バカな” と 取り合わず、其の場は 其れで済んでしまった
のですが ・・・ 小生は その後に起きた事態が よく符合して居るので、未だに
不思議な気持ちで 思い出して 居ります ・・・