開幕3ケ月折り返し点を過ぎた6月27日私達は長久手会場を訪れ、熱気を帯びた会場の
雰囲気に浸ったがそもそもの起こりは35年振りで日本で開催される万博を見てみないか
の話題から6月26日に京都で行われる高校の学年会に家内が出席する予定があるので
それに日を合わせたらどうだろうということと、名古屋の宿は満杯なので新幹線で一時間
足らずの京都に泊まって当日は名古屋駅のホームで待ち合わせることにした。
10時12分に着いた家内と案内標識に従って新幹線の出札を通ると、22分に万博八草
行きのエキスポシャトルが出ますとの放送があり、それに飛び乗った。乗客の大半が万博
目当てのように見受けられた。名古屋在住という達者な女性と色々話をする。彼女は5回は通う積もりだと意気盛んで、名古屋は巨大な田舎ですという。中央本線高蔵寺から愛知
環状鉄道に乗り入れた直通電車は11時3分に万博八草駅に着いた。降りてから少し歩いてリニモに乗り万博会場駅まで移動し会場の北ゲートから入場したのが11時半を過ぎて
いたか。入場券は三鷹のJTBで買い求めてあった。
ガイドから渡された案内MAPと見渡す限りの広々とした会場に林立する施設を見比べながら思案する。歩きやすい板敷きで移動のための通路となっている一周2・6kmの回廊
(グローバルループ)を歩き始める。無風で蒸し暑くすぐ汗びっしょりとなる。会場内の移動手段としてループの上を3両編成で時計回りに運行するグローバルトラムや北駅と南駅を結ぶ空中散歩が楽しめるゴンドラなどがある。
参加約120ケ国の外国館はグローバルコモンといいループの周辺に1から6の郡毎に散在している。1・アジア2・北中南アメリカ3・地中海周辺国を含むヨーロッパ
4・北中東ヨーロッパ5・アフリカ6・オセアニア、東南アジア である。
人気パビリオンは長い列が出来ていたり入場制限をしたりしていて待たねばならず結局マレーシア館メキシコ館とアルゼンチン館に入っただけに終わったが、アルゼンチンタンゴを観賞することが出来た。又スペイン館は外壁が赤や黄の色鮮やかな陶器製のブロックが
組み合わされており一際目を引いた。
日本ゾーンの長久手日本館は100分待ちの電光表示がなされていたため、残念ながら
ギブアップせざるを得なかった。
前後の予定があったため3時間強しか会場に居たに過ぎず紹介するには余りにもお粗末であるが、事前の計画を綿密に立て目的をしっかり持って行動すればそれなりの成果はあがると思う。