第7日目 7月12日(火) 桂林(曇)→上海(雨)
午前中に桂林から上海に飛びましたが、上海は雨でした。早速市内観光で、昔フランス租界のあった辺りは黄浦公園になっていました。その川向こうは15,6年前までは田んぼだったそうですが、現在は下の写真のようにTV塔が建っていて、凄まじい発展でした。こんなに不動産投資が盛んでは、そのうちバブルがはじけるのではないかと思います。中共政府は日本の例を知っていますから、それなりに手をうっているとは思いますが。
「写真」
7|335#] 黄浦公園から明代の高級官僚が作った庭園「豫園」を見に行きました。凄く立派な庭園で、「清官三代」という言葉がある位昔の官僚は賄賂が入ったことだろうと思いました。下の写真はその邸宅の一部で竜があしらってあります。
「写真」
この日の夜は上海雑技団のサーカスを見物しました。
第8日目 上海(曇)→成田(晴)
午前中に上海博物館を見学しました。4階建ての立派なもので、全部を見るには時間がなさ過ぎました。主として少数民族の衣装や面を見ましたが、呉王夫差が使ったという青銅器がありました。
「写真」
少数民族の衣装(何族だか忘れました)
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呉王夫差が使ったという青銅器
呉王夫差が西施に贈ったものも展示してあったそうですが、私は見損ないました。何だか部屋の隅の方で范蠡(ハンレイ)がほくそ笑んでいるような雰囲気ですね。
上海浦東国際空港にはリニアモーターカーに乗って行きました。36kmを7分10秒とかで行くそうで、最高時速431km/h、独逸製だそうです。
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車体の前部は新幹線に似ています、揺れがあるとのことでしたが、気がつきませんでした。
『写真』
最高速度431km/hが表示されました。
空港が混んでいて、予定よりも大分遅れて上海を離陸しましたが、成田着陸は8分しか遅れず、私のように家が遠い者は予定通りの電車で帰宅できました。
5回に亘り、貴重なBLOGを使わせて戴いたことを感謝し、今回の報告を終わります。詳しくは「江鷹」誌上で吉成君が説明して下さることになっています。