私は昭和26年から日本橋本石町に本社がある会社で50年間仕事をしてきたので日本橋という町が大好きだし、名橋 日本橋を渡ると心が和む。(東京五輪の時に造った高速道路が橋を覆い景観を妨げているが) 栄枯盛衰の歴史のある日本橋が最近街作りで活気を取り戻しているが、この地区に縁の深い三井不動産が竣工した超高層「日本橋三井タワー」のアトリウムから入る三井本館内にオープンした三井記念美術館に足を運び数々の古美術品をじっくり鑑賞した。 茶道具を中心に絵画・書跡・刀剣・能面・調度品など多岐に亘っており絵画では円山応挙筆が国宝「雪松図屏風」を筆頭に何点かあり、書跡は後鳥羽上皇の熊野への御幸に随行した歌人・藤原定家が記した23日間の記録 国宝「熊野御幸記」が圧巻であった。
開館記念特別展 1 「美の伝統 三井家伝世の明宝」は前期10月8日~11月13日 後期
11月17日~12月25日に開催される。