ご存じない方が多いと思いますが、福岡県添田町に標高1,200mの英彦山があります。出羽の羽黒山、大和の大峰山と並ぶ我が国3大修験道の霊山です。明治維新までは、「寺領七里四方、49窟、250宿坊、3,000人の山伏」を擁したと伝えられますが、現在では1人の山伏もおりません。維新の「神仏分離令」、「廃仏毀釈」で、修験道は終わりを告げたのでした
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山頂の少し下にある「英彦山神宮」です。天照大神の子・忍骨命(オシホネノミコト)を祭ったことから、日の神の子すなわち日子の山→ヒコサンと呼ばれるようになりました
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登山口から、スロ-プカーという一本足のモノレール(定員40名)で、神宮近くまで往復できます。この写真は、先月4月20日に登った際の出来が悪かったので、昨年5月23日(にも行きました)に撮ったものを流用しました。少し長くなったので、残りは続編にします。