13時から半蔵門のふくおか会館で行われる飛行学生の会の前に市ケ谷から歩いて桜も散り頃の靖国神社に参拝した。時間の余裕もあったので桜の樹の幹に取り付けられている献上有志の名札を見て歩いた。陸軍関係が多かったが気象庁が桜の開花日に指定する樹についての説明表示板の近くに「海軍神雷桜」の名札が印象に残った。
神酒靖国の清酒小瓶をぶら下げて内堀通りをふくおか会館に向った。
前庭で全員写真撮影後,定時開会 出席者はご婦人3名を含む37名 司会田野幹事
上原世話人代表挨拶 堤東北支部代表の発声で乾杯の後懇親会、和気藹々の雰囲気の中司会者の指名を含む10人以上の会員から状況報告、行事予定,懐古談、所見
開示などで あっという間に時間が過ぎた。
静岡小宮山兄の「齢を重ねると判断力が長ずる」のくだりは参考になった。又懇親会
食事時間を返上して全員撮影写真のプリントを閉会3時までに間に合わせてくれた
藤野兄に感謝します。
最後に私の飛行学生時の鮮烈な憶い出は最初の単独飛行である。昭和20年1月29日付け霞ヶ浦海軍航空隊学生舎第3分隊井上洋一発信の父親宛の葉書が残っていたのでプライベートで申し訳ないが一部を提示させて頂きます。「・・・・毎日の飛行作業に
技量も次第に進歩致し昨日初めて単独飛行許可せられ霞ヶ浦上空を単独にて飛行致したる時は嬉しさの余り万歳を絶叫致し候.之偏に担任教官の御蔭にて感謝の言葉も
無之候・・・・」
飛行学生の会も来春で幕引きの予定との話がありましたが、皆様のご健勝を祈ります。