(( 重谷兄から ”根の処は、どうなっていたのでしょう” と尋ねられて居たので, 残って居た部分の廻りを少しばかり地表を削って見ました )) ・・・
上の球体部分は、持ち上げた時に大部分が取れて、後には僅かな部分が残りました ・・・
其れから下は もう地中で、探って見たら、直径 3cm程の太さの根の様な物が枝別れしながら、伸びて居ます ・・・ ( キノコですから、「根」と云わずに「菌糸」として置きました )
(( 名称判明 )) ・・・ 既に 殿谷さんからのご教示を頂いて居ります様に・・・
『おにふすべ』 だと思います ・・・ ( = 「鬼の瘤」の意 )
手許に有った (株) 保育社 発行の 「原色日本菌類図鑑」を よーく見直した処・・・
・・・ 「きつねのちゃぶくろ(ほこりたけ)」の仲間で、 『オニフスベ』 と呼ばれ、
竹林や草原に発生し、径は 30cm余りにも達するフットボール型の巨大なキノコで、
毒性は無く、安全な食用菌と言われる として・・・
「大きなオニフスベ」(京大農、植病研究室原図) が紹介されて居りました。